RSウイルスから赤ちゃんを守る予防接種法改正とは
2026.07.23 15:24(2か月前) 国会質問活動の記録 |川村ゆうだい
RSウイルス感染症は、ありふれた呼吸器感染症(多くは風邪😷)ですが、月齢の低い乳児などでは重症化し、入院が必要になることもあります。
乳幼児本人の負担はもちろん、付き添いや仕事の調整など、保護者や家族への影響も小さくありません。
💉そこで重要になるのが、RSウイルス感染症に対する予防接種です。
これまでの予防接種制度は、主に「ワクチン」を対象としてきました。
ワクチンとは、病原体の一部などを体内に入れることで、自分自身の免疫を活性化させ、病原体を攻撃する抗体や免疫記憶をつくらせるものです。
一方、今回の改正案は、ワクチンに加え、病原体を攻撃する抗体そのものを投与する方法も、予防接種法の対象にできるようにするものです。
🤰母子免疫ワクチン=母親に接種
妊婦に接種し、母体でつくられた抗体を胎盤を通じて赤ちゃんに届ける方法です。定期接種の対象は、妊娠28週から37週に至るまでです。すでに本年4月から定期接種がスタートしています。
👶抗体製剤=赤ちゃんに接種
生まれた赤ちゃんに、抗体そのものを直接投与する方法です。
今回の改正により、上記2つの方法が選択できるようになる道が開かれます。
本日の参議院厚生労働委員会では、予防接種法の一部を改正する法律案を審議し、委員会は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定しました。
質疑では、条文の射程や実際の運用体制について質疑しました。
今回の改正がRSウイルス対策にとどまらず、成人の新型コロナなど他の感染症、先行するワクチンが存在しない疾病、新たな作用機序を持つ抗体製剤にも将来応用され得るのかを確認しました。
あわせて、母体のワクチン接種歴と児の接種記録の連携、接種時期や産科・新生児科・小児科等の役割分担、住む地域にかかわらず適切な予防手段を選択できる体制の整備を求めました。
医学の進歩を、迅速かつ安全に予防政策へつなげてまいります。

活動の記録
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