若者が安心して頼ることのできる社会を目指して

2026.08.01 14:00(1か月前) 活動の記録 |川村ゆうだい

✔品川区から、支援者の方々が国会見学に見えられ、ご挨拶をさせていただきました。暑い中、どうもありがとうございました。

✔ついで、厚生労働省と、介護保険の「主治医意見書」における栄養状態の評価について協議しました。

先日の委員会質疑でも取り上げた通り、体重減少、食事摂取量、咀嚼・嚥下機能の変化などから、在宅高齢者の低栄養のリスクを早期に拾い上げる仕組みが必要です。とりわけ、介護保険主治医意見書の記載の手引きにある血清アルブミン値を目安にする方法は改善すべきという認識を共有しました。

私自身、臨床医として数多くの主治医意見書を書いてきましたが、栄養状態について「良好か、不良か」という二択では、診察室では元気に見える方の小さな変化を見逃しかねません。(実際に89%が良好と記載している)

医師が直感的に判断でき、ケアマネジャーや介護現場の具体的な支援にもつながる、実効性ある見直しを求めました。また、低栄養リスクの拾い上げと適切な介入の必要性は介護・医療現場に通底する課題でもあるという認識をあらためて共有しました。

✔続いて、八潮自治会連合会の皆様、伊藤こういち都議、新妻さえ子品川区議とともに、経済産業省・資源エネルギー庁等へ申し入れを行いました。

東京熱供給株式会社は、八潮団地の基本料金・従量料金をともに20%引き上げる方針を示しています。
八潮団地では、住民が他の給湯手段を自由に選ぶことが難しく、熱供給は生活に欠かせないインフラです。設備の老朽化への対応は必要ですが、物価高の中で一度に20%の負担増は極めて重いものです。

要望書の内容は、修繕・更新費や経営効率化、料金算定の妥当性を法律に基づき厳格に審査するとともに、段階的な適用や期限付き割引など、負担軽減策を検討するよう求めるものです。

必要な設備更新と住民生活の双方を守るため、引き続き取り組みます。

✔党ユースのメンバーと、AIの利活用のスピード感について意見交換を行いました。最優秀の青年と語り合うことで、目が開かれる思いです。

✔平林大輔医師から、幹細胞培養上清液・エクソソームを用いた自由診療の実際と、難治性疾患を抱える患者、ご家族の切実な思いについて伺いました。

新しい医療の可能性を閉ざさないことは大切です。一方、現時点では、有効性・安全性が確立し、薬事承認された医薬品ではありません。

期待を過度にあおることなく、品質管理、安全性評価、臨床研究、患者への正確な情報提供を並行して進める必要があります。医療の進歩と患者保護を、どちらも置き去りにしない議論を続けます。

✔学生団体「みんなマジモヤ」の皆さん(高校3年生と1年生!)と、ユースクリニックを中心に、時間をかけて意見交換しました。

プレゼンの冒頭は、

「2025年の小中高生の自殺者数は538人と、過去最多です。3日に2人が自殺を選んでいる。この現実を直視してください」

という訴えでした。

心や身体、性や妊娠、メンタルヘルスに悩んでも、費用や偏見、保護者への医療費通知、プライバシーへの不安から、受診をためらう若者がいます。

特に印象に残ったのは、今の若者はAIや検索によって、制度上の壁を先に知ってしまうという指摘です。Google検索の冒頭にAIによる概要が表示され、

「親に知られるかもしれない」
「制度上、難しいらしい」

と分かった時点で、受診を諦めてしまうことがある。情報が届くほど、制度の壁もはっきり見えてしまうという、大人が見落としがちな視点を教えてくれました。

保護者が子どもの健康を守る役割は重要です。一方、家庭内の事情などにより、保護者への通知が受診の障壁になる場合もあります。保護者の責任と若者本人の権利を対立させるのではなく、命と健康を守るための丁寧な制度設計が必要です。

また、相談窓口を設けるだけでは十分ではありません。

自分からSOSを出せない子もいる。
相談できても、必要な医療につながれない子もいる。
家庭と学校のどちらにも居場所を見いだせず、逃げ場を失う子もいます。

だからこそ、気軽に立ち寄ることができ、プライバシーに配慮し、医師、助産師、心理職、福祉職などが連携して必要な医療へつなぐ「ユースクリニック」の考え方は、十分に理解できるものでした。

医療相談だけでなく、学習や交流も含めた「第三の居場所」として、ユースセンターと連携する発想も示唆に富んでいます。運営にも若者自身が参加し、自分たちの居場所を自分たちで良くしていく視点も欠かせません。

東京都では、若者への相談支援や、医療機関を受診しやすい環境づくりが進められています。しかし、医療や相談へのアクセスが、自治体の財政力によって左右されてはなりません。全国的なモデルと国の支援を検討すべきです。

私自身、6月25日の参議院厚生労働委員会で、

①相談窓口から医療機関への受診勧奨
②保護者への医療費通知が未成年者の受診行動に及ぼす影響
③困難を抱える若者が必要な医療にアクセスできる仕組み

について、政府に質問しました。

若者と対話し、若者から学び、若者がもっと安心して頼ることのできる社会をつくっていきます。

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